診療内容
診療科目:心療内科・精神科
初診の方へ
初めてご来院の方は下記などをご持参ください。
- 健康保険証
- 自立支援医療受給者証(お持ちの方)
※自立支援医療受給者証を初診から利用される場合は、事前に居住地市町村役場にて通院先変更のお手続きをお願いいたします。 - 精神障害者保健福祉手帳(お持ちの方)
- 医療券(お持ちの方)
- お薬手帳
- 診療情報提供書・紹介状(お持ちの場合)
※生活保護を受けられている方は、ご来院前に、居住地市町村役場生活保護担当課にご相談ください。
初診時には、問診、心理検査、血液検査を適宜行います。
問診や各種の検査は、得られたデータを基により正確な症状の評価を行い、安心して治療を受けていただくことを目的としています。
予約診療について
原則予約の方を優先させていただいております。
ご予約なしの場合、来院されても別の日程をご案内させていただく場合がございます。
予めお電話またはweb(当日の場合はお電話のみ)でのご予約をご検討ください。
当院のご予約は、原則として指定したお時間に「優先的に診察するようにする」優先順位予約です。
出来るだけ待ち時間が短くなるよう努めてまいりますが、当日の混雑状況や不調の方がいらっしゃる場合などには、待ち時間が長くなることがございます(場合によっては1~2時間程度お待たせする可能性がございます)。
ご来院時間にはなるべく余裕を持っていただきますよう、お願い申し上げます。大変ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
引き続き努力してまいりますので、ご理解ご容赦頂きますよう何卒宜しくお願い申しあげます。
診療について
当院は、心療内科、精神科の疾患全般の治療を行います。
※診療の対象年齢は原則として、高校生以上とさせていただいております。
ご不便・ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
※なお、ご家族のご相談のみの場合は、その限りではございません。お電話でお問い合わせください。
心療内科
「心療内科」はストレスなどによる精神的な原因で、胃潰瘍や、気管支喘息、下痢、便秘などの身体疾患が出現したり、治りにくいといった、いわゆる「心身症」を主な対象としています。
精神科
「不眠」「不安障害」「パニック発作」「適応障害」「うつ病」「統合失調症」「神経症性障害」「発達障害(自閉スペクトラム症≒アスペルガー障害、ADHD)」をはじめとする、こころの病気全般を対象とします。
こころの病気について
上述のようなこころの病気は、具体的には以下のような症状として現れることがあります。
- 寝つきが悪い
- 途中で目が覚める
- 朝早く目が覚める
- 動悸
- 漠然とした不安が襲ってくる
- 冷や汗が出る
- 集中できない
- ゆううつ
- 不登校
- 涙が出てくる
- 自分には価値がないと思う
- つらい
- 気持ちのコントロールができない
- 忘れっぽい
- イライラする
- 食欲がない
- 過食
- 体がだるい
- 内科や外科では異常がないといわれたが、身体の調子が悪かったり、痛みがある
- 幻聴がある
- 変わった感覚がある
- 考えがまとまらない
- 喉がつかえる感じがする
- 他人とうまく付き合えない
- 落ち着きがない
- 学校で馴染めない
- 勉強が手につかない
- 気持ちが不安定
- など
こころの病気の中には、ご自身では、気づきにくい症状も多くあります。この様な場合には、周りの方がいち早く気づいて、受診につなげることで、早く治療を始められるケースも少なくありません。
抱え込まず、早めにご相談ください。
当院は指定自立支援医療機関です
自立支援医療(精神通院医療)は、精神疾患で、通院による精神医療を続ける必要がある病状の方に、通院のための医療費の自己負担を軽減するものです。本制度による医療費の軽減が受けられるのは、各都道府県又は指定都市が指定した「指定自立支援医療機関」に限られています。
※厚生労働省 自立支援医療(精神通院医療)について
こころの病気についてのお役立ちサイト
具体的な困った症状について、詳しく記載されています。
厚生労働省「こころもメンテしよう~ご家族・教職員の皆さんへ~」
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター「こころの情報サイト」
カウンセリングについて
当院では、通院患者様に限り、診察の中で医師が必要と判断し、かつ、ご本人のご希望がある場合に、カウンセリングを行っています。
時間:1回30分
カウンセリングの時間は1回あたり30分です。限られた時間の中で効果的に気持ちを穏やかにし、ゆくゆくはご自身でも日常生活の中で、よりセルフケア、セルフコントロールが出来るようになることを目標にしています。
診療費
保険診療費に加えて、予約料(選定療養費)4,000円(税込4,400円)が必要です。
カウンセリングの種類
・傾聴をベースとした一般的なスタイルのカウンセリング
・認知行動療法
不安障害、うつ病、強迫性障害などに対する認知行動療法加えて、新たにADHDの認知行動療法を追加しました。ADHDの認知行動療法では、順序立てや計画性を改善する、注意散漫さを減らす、適応的な考え方をする、先延ばし行動を減らす等のうち、ご希望の目標を決めてカウンセラーと一緒に改善に取り組みます。
・アートセラピー
カウンセリングの中で、上手く話がしづらい方については、時にカウンセリングの中で簡単なアートを活用させていただく事もあります。